若菜かな…? 3-1-1-3

若菜かな…?

第3章 若菜の部屋 

「秘密の花園」

俺はそっと花弁に向かって指をはわせた。
ぬるりとした、とろけるようなやわらかさ。俺は濡れた
指先を軽く口に含んでみた。牝の匂いと甘酸っぱさと、ツンとしたおしっこの味と香りが同時に味蕾を刺激する。
(あぁ、これが、若菜の……)
はじめて感じる、生の女性器の艶めかしさ。俺はからだを震わす激情に、怖さすら感じている。

 ど、どうしよう……?