青凛学園淫乱日記
第1章 痴漢②
それが終わると今度は指をもっと奥へ入れてきた。わたし、もしかしたら濡れているかも知れないと思ったから、恥ずかしくてぴったり太股の間に力を込めたの。そうしたら、男はわたしの靴の間に自分の靴を入れてこようとするのよ。なんとか脚を開かせようとする魂胆みたい。頑張って抵抗したけど、電車がカーブにさしかかってどどっーっと押された拍子にわたし、つい足を開いてしまったのね。
ヌルッて男の指が滑るのが自分でもわかったわ。
「あっ…っ」ってわたし、声が漏れてしまったの。
後のおじさんは自分が押したせいだと思ったみたいで「すいません」
って謝ってくれたけど、ホントはそのおじさんのせいじゃないのよね……。
もうわたし、声を漏らすことはなかったけど、揺れに合せてクリトリスを擦られるたびに、なんか変になりそうだった。電車の音がうるさいから聞こえないけど、きっとわたしのあそこはクチュクチュ音をならしていたと思うのよ。わたしってもしかしたらすごく濡れやすいタイプなのかな。
「次の駅で降りようよ」って男は言ったわ。普段のわたしなら迷うことなくお断りしたでしょうけど、そのときは頭がショートしてたから、わたし、つい男のいいなりになってしまったの。簡単な女だって思われたら癪だけど、その男ったら大胆なくせに声は震えているし顔は真っ青なんだもん。なんだかすごく可笑しくて。
そして電車は次の駅についたのです。